アフリカりかいメールマガジン 第60号 2013年6月23日
アフリカで暮らし、アフリカ経験の長いスタッフが発行するメルマガです。一歩先を行くアフリカでの活動・情報をお届けしています。
Index
01 Story アフリカで出版するということ(Vol.5)
02 Event エチオピア商品が日本で話題に!
03 Story エチオピア商品物語(その1)
04 Editor's notes アフリカの人たちにとって真に必要な開発や支援となるために
01 Story アフリカで出版するということ(Vol.5)
前回のお話のつづき
絵本の出版社が決まりこれからと思った矢先、突然マイケルが病に倒れました。癌の告知が届いたのはその数週間後で、昨年10月世界中にいる友人たちに惜しまれながら帰らぬ人となってしまいました。まだ40代、世界に通用するエチオピア人童話作家として活躍が期待されていたのに、本当に残念で悔しい思いです。
3月出版社の計らいでマイケルの誕生日に合わせ「エチオピア・日本コラボレーション絵本の出版記念」が行われました。
会場になったタイトゥホテルは、アジスアベバで最も古い歴史のあるホテルです。入り口には、南アや英国で出版された絵本も含め全作品が並べられ、日本人イラストレーターの「はなとみみさん」と「蘇武克枝さん」が描いてくれた絵本をプリントした大きな垂れ幕も用意されていました。午前9時半まだまばらだった席も10時のセレモニーの始まりと共に満席、最後は会場いっぱいになり、マイケルの交友の深さを思わせました。遺族となったイルカミネットさんと2人の子どもたちが、刷り上がったばかりの絵本にリボンカットをしたときには、会場からすすり泣きの声がもれていました。
私も日本/アフリカ理解プロジェクトを代表してスピーチをしました。「Michael left us, But we can meet him whenever we read his book. His soul and spirits is living in his stories.マイケルは私たちを残して逝ってしまったけれど、彼の本を読めば、いつでも会うことができる。彼の情熱と意志は、本のなかに生きています。」
マイケルさんの絵本を、いつか日本でも出版したいと思っています。(エチオピアオフィス:白鳥くるみ)
02 Event エチオピア商品が日本で話題に!
現在エチオピアで展開している商品開発・改善を通じて生産者の能力・所得向上を目指すCEHPが注目し、マーケットリンクしてきた思い入れのある商品が、JETRO主催「アフリカンフェア」(JETRO報告)、TEAM GREENSの企画催事「Africa is Beautiful!」などで紹介・販売されました。アフリカ商品の販売は引き続き行われています。詳細は、こちらで。
ここで紹介されている商品の一部は、アフリカ理解プロジェクトWEBサイトからも購入することができます。
大きく取り上げられた新聞記事(朝日)。
渋谷東急東横店で販売が行われた。
6月に横浜で開かれたアフリカンフェア「エチオピアブース」
03 Story エチオピア商品物語(その1)
04 Editor's Note アフリカの人たちにとって真に必要な開発や支援となるために
大きく取り上げられた新聞記事(朝日)。
渋谷東急東横店で販売が行われた。
6月に横浜で開かれたアフリカンフェア「エチオピアブース」
03 Story エチオピア商品物語(その1)
CEHPが取り扱う商品には、さまざまな誕生秘話やたくさんの人たちの想いが詰まっています。
~商品物語~では、商品のその裏にある物語をお伝えしていきます。
2012年秋のグローバルフェスタ@代々木で初お目見えして以来、日本でもエチオピアでも人気商品となった「メリーズ アフリカンイヤリング」。
04 Editor's Note アフリカの人たちにとって真に必要な開発や支援となるために
6月、日本で開かれたTICADで日本政府が次の公約をしました。日本企業のアフリカ進出や若者の起業は、これからは増加に向かうでしょう。「アフリカの人々の自立・発展を支援する中で、企業も利益をあげる」アフリカ理解プロジェクト/CEHPは、そんな企業、起業を応援していきたいと思っています。
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安倍晋三首相は6月のアフリカ開発会議(TICAD)で、官民が協力して5年間でアフリカの人材約3万人を育成する構想を表明する方針だ。資源採掘の現場監督の知識や土木工事の基礎的な技術など日本企業が必要とする能力を持つ人材を育成する。国際協力機構(JICA)などが現地で研修するほか、優秀な若手約1000人を対象に約100億円を投じて日本に留学させる。滞在中は日本企業へのインターンも予定。日本企業の要望に応じ、一部の人材は就職をあっせんする。
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アフリカ理解プロジェクトのミッション
1.アフリカ理解を通して地球市民を育成する
2.世界に開かれた日本社会を実現する
3. 困難に直面するアフリカの人々を支援する
4.アフリカと日本を結ぶ機会を提供する。
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