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アフリカりかいメールマガジン 第75号 2016年5月11日 

アフリカで暮らし、アフリカ経験の長いスタッフたちが発行するメルマガです。
一歩先を行くアフリカと日本での活動・情報をお届けしています。

Index

01 Event 5-6月のアフリカ理解プロジェクト出展イベント
02 Workshop 5-6月に開催されるアフリカりかい講座
03 Visiting Lecture 
5月28日(土) 「たびっくす」講演 アフリカを旅する!コーヒー発祥の国エチオピアの魅力と文化を知ろう!
04 Report エチオピア出張&スタディツア―レポート 


01 Event 5-6月のアフリカ理解プロジェクト出展イベント 

アフリカ理解プロジェクトは、今年もたくさんのイベントに出展し活動説明や成果を共有します。
 
※4月24 日に、サポーターみなさんの運営で「アースディ奈良」。5月4-5日に、東京新宿で「Ozoneクラフトマーケット2016手仕事をめぐる旅」に出展しました。

■JICA地球ひろば設立10周年記念感謝祭
日時:5月28日(土)10:00~16:00
場所:JICA地球ひろば(東京・市ヶ谷)アフリカ理解プロジェクトブースは2階です。


図10「ストーリーのある商品@エチオピア商品開発のお話」というテーマで展示販売を行います。
○コーヒーの発祥地エチオピア、本物のコーヒー豆でつくるお土産とは?!
○エチオピアで出版、観光客に大人気『エチオピアコーヒー伝説』ってどんな本?
○欧米人にも大好評!!「ほろほろ鳥の箸置き」 って?
○ユニークなアクセサリーのつくり方「アフリカンイヤリングの誕生秘話」 
ほかにもたくさんのストーリーがあります。

ぜひ聞きに来てくださいね♪


02 Workshop Report 5-6月に開催されるアフリカりかい講座

アフリカは気にかかるけど学ぶ時間がない!でも大事なところは押さえておきたい!!体験もしてみたい!そんなあなたにぴったりの講座です。定員に近い講座もありますので、ご予約はお早めに。

図8 図7
チラシ
-「120分でわかるシリーズ」 参加費¥1,000/回 
-「お話と体験ワークショップシリーズ」 参加費お話と体験¥2,000/回
*120分でわかるアフリカの農業は、4月17日(日)に終了しました。

■会場:新宿区牛込箪笥町地域センター4階     
    都営地下鉄大江戸線 牛込神楽坂駅 A1出口 徒歩0分
    営団地下鉄東西線  神楽坂駅2番出口 徒歩10分
■申し込み:120分でわかるシリーズ」 お話と体験ワークショップシリーズ」 
メール・FAXでもお申込みいただけます。
 件名をご希望講座名として、お名前・メールアドレス・電話番号をお送りください。events@africa-rikai.net またはFAX03-3758-5665

定員まであと10名
5月15日(日)120分でわかるアフリカ学
~あなたのアフリカンストーリーを見つける~
「アフリカりかい講座(全4回)」が4月17日から始まりました。第2回は「アフリカ学」です。「アフリカ学」は、アフリカに関するテーマを扱ったあらゆる学問のことで、「アフリカを知る」ための学際的な試みならなんでもアフリカ学の範疇といえます。この講座では、講師や参加者のアフリカへの関心・体験、知識や想い(アフリカンストーリー)を共有します。さらにアフリカの歴史、言語、文化、政治、経済などアフリカ学を知る上で必要な基礎知識を学び、「わたしのアフリカンストーリー」を見つけていきます。これまでにないアプローチからの講座で、様々な発見があるでしょう。

■講師:山崎瑛莉氏
アフリカにおける開発と教育について、開発教育/持続可能な開発のための教育(ESD)の視点で研究中。特に教育協力・開発における国際的な議論が、アフリカの教育政策や教育内容に与えているインパクトをテーマとし、ガーナ共和国 を主なフィールドとして研究を進めている。都内アフリカ料理店でシェフの経験を持ち、アフリカンダンスを習うなど、アフリカ文化にも関心が高い。アフリカ理解プロジェクト(NGO)サポーター。日本アフリカ学会、日本国際理解教育学会、日本比較教育学会に所属。


定員まであと10名
6月12日(日)120分でわかるアフリカと観光
~貧しい人々に利益をもたらすツーリズムとは?/旅行会社からみたアフリカ観光の可能性と課題~
人気が高まってきたアフリカ観光には、どんな魅力があるの?アフリカの観光はそこに住む人々に何をもたらすの?アフリカの観光の専門家たちがあなたのQ&Aにこたえてくれる120分です。

■講師:高寺奎一郎氏
上智大学外国語学部卒。複数の国際観光機関に勤務。ドイツに10年、タイに6年の海外勤務を経験。EBRDでマケドニアプロジェクト、JICAでパレスチナプロジェクト、FIDRでベトナムプロジェクトを担当。現在JICAの課題別支援委員会観光開発委員/南部アフリカ地域観光機構のアドバイザー                    

■講師:紙田恭子氏
アフリカ専門の旅行会社・道祖神に2000年から勤務。アジアから始まった一人旅はヨーロッパ、そしてアフリカへ、そして道祖神に行きつく。これまでに訪問したアフリカの国は約30か国。社内では旅行の企画、営業、添乗など何でも行う。


6月26日(日)アフリカの食文化を知る 
~料理にまつわる7つのお話&デモンストレーションと試食体験~ 
好評発売中の『アフリカ料理の本』の著者が、アフリカの料理や食にまつわる興味深い話、お薦めレシピをデモンストレーションします。アフリカ料理を実際に食べてみたい方、料理のレパートリーを増やしたい方お待ちしています!
■講師:白鳥くるみ(アフリカ理解プロジェクト代表)

図6 R0033612
写真:昨年のワークショップのようす。


03 Visiting Lecture 5月28日(土) 「たびっくす」講演 アフリカを旅する!コーヒー発祥の国エチオピアの魅力と文化を知ろう! 

5月28日(土)18:20~21:00目黒中小企業センターにて旅行サークル「たびっくす」の主催で、「エチオピア特集の講演会」が開催されます。団体代表の白鳥くるみが講師として招かれ、エチオピアの魅力や渡航情報の紹介、エチオピア流コーヒーの淹れ方と試飲会などの講演を行います。参加者によるエチオピア旅行ミニ報告やエチオピア料理の軽食なども用意されています。
お問い合わせ&申し込み
社会人を中心に「海外旅行」の情報交換・交流を行うサークルです。 2016年3月現在の会員数は600名。主に首都圏で情報交換や懇親イベントを開催しています。 海外旅行がお好きな方はどなたでも参加できます。
 

04 Report エチオピア出張&スタディツアーレポート

3/23~4/6まで、代表の白鳥くるみがエチオピアに出張してきました。

目的は、
 
○ガールスカウトのスタディツア―後方支援
○パートナー現地NGO(GTF)の教育支援や出版状況のモニタリング
○CEHP生産者からのヒヤリング
○専門家・協力隊員・サポーターのみなさんとの会合
などです。

ガールスカウトのスタディツアー支援
3月27日から始まった「エチオピアスタディーツアー8日間」は、ガールスカウトが1年以上かけて企画したもので、中・高校生6名とリーダー3名の総勢9名が参加しました。「ものづくり(フェアトレード)の現場」視察、服飾隊員や幼児教育隊員、JICAの農業プロジェクト活動、農業試験場視察、農村訪問など盛りだくさんの内容でした。ガールスカウトは昨年、アフリカ理解プロジェクトの講座・ワークショップに参加やボランティアをして知識を深め、他団体の催しに自主的に参加するなどしてきました。こうした準備が実り、とても充実したスタディーツアーとなりました。*ツアーはJTBと現地旅行会社を利用しました。
図5 DSCF3704_s

DSCF3754_s 図2 
写真:サバハール、博物館、アフリカンユニオン会議場にて

レポートはこちらから(随時アップしています)

パートナーNGOとの出版事業
パートナー現地NGO「GTF」の事務所を訪れ、奨学金支援や出版状況のモニタリングをしてきました。アフリカ理解プロジェクトは書籍の収益を中心に、これまで総額250万円の奨学金ほか、学校建設、環境教育センター建設、協力隊員の派遣などを行っています。2012年にエチオピアで、「The Legend of Ethopian Coffee(原木の森:エチオピアコーヒー伝説の英語版)」をGTFの出版部門を通じて、エチオピア国内を対象に販売してきました。エチオピアを訪れた方なら、コーヒーショップ「TO.MO.CA」などで本を目にされた方もいるかと思います。今回のGTFとの打合せでは、初版の3,000部がほとんど売れ、第二版の印刷を検討中です。製作費を除いた収益の半額はGTFの活動費に、またアフリカ理解プロジェクト分の収益から2015年度分の奨学金をGTFに渡すことができました。
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CHEP活動フォローアップ
手工芸品生産グループの製品開発と販売、持続的な経営能力の向上を目指したCHEP活動の対象グループを訪問してきました。支援したグループの中で最も小さな、コーヒー豆のストラップほかを生産するグループ「メリーズ」が特に気がかりでしたが、大きく成長していました。グループに新たな名前「ロハ・スーベニア&ジュエリー」をつけて小規模事業者としての登録手続きを進めており、また新規市場も開拓して売り上げを伸ばしていました。支援を持続的な経営戦略に置き、品質、コスト、納期などを重視してきたことが実を結んでいます。彼女たちの作ったコーヒー豆のストラップは、神戸のUCC博物館でお買い求めになれます。
 

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アフリカ理解プロジェクトのミッション
1. アフリカ理解を通して地球市民を育成する 
2. 世界に開かれた日本社会を実現する 
3. 困難に直面するアフリカの人々を支援する 
4. アフリカと日本を結ぶ機会を提供する。 
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