2012年04月
20
4月
2011年4月より、エチオピアで展開中の「GO JAPAN キャンペーン」のご報告です。CEHP商品の販売による収益(2011年9月~2012年3月)
エチオピア:http://africa-rikai.net/CEHP/index.html
日本:http://africarikai.tumblr.com/
合計\170,217(年間総額:316,567円)
170,217円の寄付先は、NGOであること、地道な活動でその内容が分かっている
ことを考慮し、以下の2か所に寄付をしました。
寄付先1
「国際協力NGOセンター(JANIC)東日本大震災活動支援まとめて募金」
http://www.janic.org/bokin/matomete/matomete14.php
70,217円
寄付先2
「福島乳幼児・妊産婦ニーズ対応プロジェクト」
http://fukushimaneeds.blog50.fc2.com/
100,000円
●これまでの寄付
2011年4月~8月:29,270birr(146,350円)
「特定非営利活動法人国際協力NGOセンター(JANIC)東北震災支援まとめて募金」
今回の寄付額と合わせて、CEHPから東日本大震災への支援額は合計316,567円に
なります。
また、日本エチオピア協会が「バングル」の販売を行っています。昨年の9月時
点で103,380円が同協会から日本赤十字社に寄付されました。
http://saba.air-nifty.com/mocha/2011/04/go-japan-311-5f.html
●このキャンペーンは、エチオピアのハンドクラフト生産者への支援にも役立っています。
14
4月

こんにちは、エチオピアオフィスです。
6か月近くほとんど雨の降らなかったアジスアベバですが、先週から小雨季に入ったようで、どしゃぶりが続いています。エチオピアオフィスでは、メイドインエチオピア商品の開発・改善に取り組んでいます。
カタログ2号、通称「コーヒーカタログ」が、CEHPサポーターの野村友子さんの協力で完成しました。
エチオピアはコーヒーの発祥地
自分たちが開発したコーヒー商品カタログをいつかつくりたいねと、言っていたのが、こんなに早く完成できるとは!
●データはこちらからダウンロードできます。
CEHPカタログ2号 広報用
https://skydrive.live.com/?cid=e5bb9cb7b04ba4a2&Bsrc=Share&Bpub=SDX.SkyDrive&id=E5BB9CB7B04BA4A2%21175
※これらのデータは、PC閲覧やご家庭でのプリントアウトなどに対応できるよう
A4ぺらで扱えるようにで配置していますが、現物はA4三折のデザインです。
ARPでは、さまざまな技能を持つサポーターのみなさんとの協働で、教材を作成したり、本づくりをしたり、商品開発をしたりしています。コーヒー商品を充実させる、こんなアイデアがあるけどどうですか?というのが(トリビアの種でもOK)あったらお知らせくださいね。
14
4月
2012年4月21日(土)・22日(日)にJICA地球ひろばで「協力隊まつり」があります。このイベントは、青年海外協力隊(JOCV)などが主に参加し、任国紹介、活動紹介、各国料理・民芸品販売、民族音楽演奏、帰国報告会、応募相談、震災復旧復興活動紹介などを行っています。
アフリカ理解プロジェクトも国内・エチオピアでの活動の紹介をしたり、商品開発・改善プロジェクトCEHPの商品(ユニークなコーヒー豆のストラップやネックレスなど)の販売をしています。
※ワークショップ会場(4階の403号室)では、『東アフリカの布「カンガ」着付け体験ワークショップ』も実演しています!
日時:4月21日(土)11:00~17:00
4月22日(日)10:00~17:00
場所:JICA地球ひろば(東京・広尾)
http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html
※詳しいご案内は、コチラからもご覧いただけます
http://www.joca.or.jp/event/festival/kyoryokutai_matsuri_2012.html
14
4月

アジスは小雨季に入ったのか、午後から連日、雨が降っています。まとまった雨が降ったのは、実に6か月(ずっと乾季)ぶりですね。
さて、3月下旬に刊行したアフリカ教材VOL1『コーヒーモノガタリ教材』ですが、順調に出ています。
申込書には、メッセージを書いてくださる方もいて、たいへん励みになります。
この場を借りてお礼申し上げます。
○とても興味深い教材と書籍です。大学や教員向けにワークショップを行うことが多いので、ぜひ活用したいと考えています。届くのが楽しみです。
○ 今後も、「教材」の開発を期待しています。
○ 大学で教員養成をしていますので学生に紹介したいと思います。
○コーヒーについてまた新たな角度から学べる教材を拝見できること、楽しみにしています。
ARPでは、
14
4月
京都大学で、日本ナイル・エチオピア学会で設立20周年記念大会 第21回学術大会が開催されます。
4月21日(土)の
公開シンポジウム「エチオピアのコーヒーをたのしむ」では、
アフリカ理解プロジェクト(ARP)、またARPが支援しているエチオピア商品開発・改善のプロジェクトCEHPもパネル展示や、ユニークなコーヒー豆をつかったグッズ、コーヒーの本などの販売を行う予定です。
当日、会場ではコーヒーセレモニーもお楽しみいただけます。
※申し込み不要で、無料で一般参加も可能です。
日時:4月21日(土曜日)15時00分~17時40分
場所:京都大学稲盛財団記念館 3階大会議室
〒606-8501 京都市左京区吉田下阿達町46
http://jambo.africa.kyoto-u.ac.jp/access.html
プログラム:
“Coffeagraphy”~ 写真で見るコーヒー ~
「遺伝学からみたコーヒー」 エンダシャウ・ベケレ 氏(アジスアベバ大学)
「森のコーヒー」 伊藤 義将 氏(京都大学)
「コーヒーを商う」 宇田川 僚一 氏(株式会社 生活の木)
【同時開催】
パネル展示「ナイル・エチオピア地域で活躍する人びと」
デジタルスライドショー「ナイル・エチオピア学会の軌跡」
詳しいご案内は、コチラよりご確認いただけます。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news4/2011/120421_1.htm
1
4月
こんにちは。
今回は、サポーターのフェルナーさんから、マラウイの水のお話が寄せられました。
生活する上で、とても大切な水。フェルナーさんが訪れたマラウイのある農村地域の人たちは、どのように水を使っているのでしょうか?
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マラウィの村における飲料水の話
私は、2008年に大学院の研究調査でアフリカ南西部に位置するマラウィへ行きました。今回は、その時の調査対象である農村60集落、約1200世帯の「水」の現状についてレポートします。
調査地には、大きく分けて3つの水源がありました。
最初の写真は比較的深い層から地下水を汲み上げる深井戸です。汚染物が井戸内に浸透しにくく、水質も良好です。
村人のほとんどはここから汲み上げた水をそのまま飲用しています。1200世帯中、768世帯(64%)が利用しています。

2つ目は、 内部がレンガ、周りはセメント等で保護された浅井戸です。汲み上げるときは、バケツにひもをつけ水面まで降ろし汲み上げます。汚れたバケツで汲み上げる上、井戸には蓋がなく、あったとしてもトタンを被せる簡易的なものであるため汚染物が簡単に侵入します。そのため、水が汚染されています。1200世帯中、156世帯(13%)が利用しています。

3つ目は、地表を数センチ掘っただけの裸井戸です。家の裏に個人で作ったり、直径80センチ、深さ1m程の大きな裸井戸を共同で使用したりしています。写真で見るとおり水は濁っており、家畜が放し飼いされているために衛生状態は悪いです。雨期には流されてなくなります。1200世帯中、276世帯(23%)が利用しています。

水源の利用方法は、規則で決められています。深井戸がある村とない村には水利用のパターンに大きな違いがありました。例えば、A村との境界に近いB村の家では、すぐ近くにA村が所有する深井戸があっても、その家の人は往復30分かけてB村が所有する遠くの裸井戸まで水汲みに行きます。お金を払えばB村の人でもA村の深井戸を使ってもよいのですが、平均して一日に3~5回も水汲みに行く為、その度に出費する人はほとんどいません。
裸井戸を使う人の飲用状況をみると、40%の人は煮沸等を行ってから飲用するのに対し、60%の人は濁り水をそのまま飲用していました。
なぜ、その状況が改善できないのでしょうか。調査を進めていくとわかってきたことがひとつありました。水を処理しない世帯を地図上にプロットすると、それらの家々は学校や病院などの教育の場から離れていたり、大きな川によって他集落と分断されたりしていました。
さらに、水の処理をしない集落の隣の集落も同じく衛生状況が非常に悪いことがわかりました。飲用水だけでなく、トイレの利用や手洗いも同じように悪い状況でした。これらの地域では情報源が限定され、教育が普及していないという地理的状況が見えてきたのです。飲用水として利用するために処理を施す知識、トイレの後に手洗いをする習慣、マラリアにかからないように蚊帳を使う習慣などがなく、衛生教育が伝わっていないために引き起る現象なのではないかと考えます。他地域では保健所の指導により、これらのことは良く認識されていました。
ここで紹介したのは衛生面のごく一部のことで、水源へのアクセスが難しかったり、きれいな飲用水がなかったりする原因は他にもあり、外部者が簡単に踏み入れることができない政治的な事情もありました。インタビューでは、自身の集落の歴史や成り立ちから、統治者によって自由が侵害されていることを説明してくれる人もいました。そして、深井戸が何十年も設置されない状況は今後も変え難い事実だと話してくれました。
根本的な問題は、表面には現れ難いことですが、それが一番最も重要なことだと思います。私の水に対する意識が大きく変わったのは、このような状況を目の当たりにして以来でした。
今回は、サポーターのフェルナーさんから、マラウイの水のお話が寄せられました。
生活する上で、とても大切な水。フェルナーさんが訪れたマラウイのある農村地域の人たちは、どのように水を使っているのでしょうか?
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マラウィの村における飲料水の話
フェルナー祐加(アフリカ理解プロジェクト・サポーター)
私は、2008年に大学院の研究調査でアフリカ南西部に位置するマラウィへ行きました。今回は、その時の調査対象である農村60集落、約1200世帯の「水」の現状についてレポートします。
調査地には、大きく分けて3つの水源がありました。
最初の写真は比較的深い層から地下水を汲み上げる深井戸です。汚染物が井戸内に浸透しにくく、水質も良好です。
村人のほとんどはここから汲み上げた水をそのまま飲用しています。1200世帯中、768世帯(64%)が利用しています。

2つ目は、 内部がレンガ、周りはセメント等で保護された浅井戸です。汲み上げるときは、バケツにひもをつけ水面まで降ろし汲み上げます。汚れたバケツで汲み上げる上、井戸には蓋がなく、あったとしてもトタンを被せる簡易的なものであるため汚染物が簡単に侵入します。そのため、水が汚染されています。1200世帯中、156世帯(13%)が利用しています。

3つ目は、地表を数センチ掘っただけの裸井戸です。家の裏に個人で作ったり、直径80センチ、深さ1m程の大きな裸井戸を共同で使用したりしています。写真で見るとおり水は濁っており、家畜が放し飼いされているために衛生状態は悪いです。雨期には流されてなくなります。1200世帯中、276世帯(23%)が利用しています。

水源の利用方法は、規則で決められています。深井戸がある村とない村には水利用のパターンに大きな違いがありました。例えば、A村との境界に近いB村の家では、すぐ近くにA村が所有する深井戸があっても、その家の人は往復30分かけてB村が所有する遠くの裸井戸まで水汲みに行きます。お金を払えばB村の人でもA村の深井戸を使ってもよいのですが、平均して一日に3~5回も水汲みに行く為、その度に出費する人はほとんどいません。
裸井戸を使う人の飲用状況をみると、40%の人は煮沸等を行ってから飲用するのに対し、60%の人は濁り水をそのまま飲用していました。
なぜ、その状況が改善できないのでしょうか。調査を進めていくとわかってきたことがひとつありました。水を処理しない世帯を地図上にプロットすると、それらの家々は学校や病院などの教育の場から離れていたり、大きな川によって他集落と分断されたりしていました。
さらに、水の処理をしない集落の隣の集落も同じく衛生状況が非常に悪いことがわかりました。飲用水だけでなく、トイレの利用や手洗いも同じように悪い状況でした。これらの地域では情報源が限定され、教育が普及していないという地理的状況が見えてきたのです。飲用水として利用するために処理を施す知識、トイレの後に手洗いをする習慣、マラリアにかからないように蚊帳を使う習慣などがなく、衛生教育が伝わっていないために引き起る現象なのではないかと考えます。他地域では保健所の指導により、これらのことは良く認識されていました。
ここで紹介したのは衛生面のごく一部のことで、水源へのアクセスが難しかったり、きれいな飲用水がなかったりする原因は他にもあり、外部者が簡単に踏み入れることができない政治的な事情もありました。インタビューでは、自身の集落の歴史や成り立ちから、統治者によって自由が侵害されていることを説明してくれる人もいました。そして、深井戸が何十年も設置されない状況は今後も変え難い事実だと話してくれました。
根本的な問題は、表面には現れ難いことですが、それが一番最も重要なことだと思います。私の水に対する意識が大きく変わったのは、このような状況を目の当たりにして以来でした。






