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アフリカ理解プロジェクトのイベント情報

アフリカ理解の促進を通じて地球市民の育成を目指すNGO、アフリカ理解プロジェクトが企画するイベント情報です。

2011年09月

22 9月

アフリカりかいメールマガジン47号 2011/9/22

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アフリカりかいメールマガジン 第47号 2011年9月22日

Index


01 特集アフリカに出会える秋のイベント
02 アフリカニュース 「携帯電話ビジネス事情」
03  コーヒーから見るエチオピアの暮らし
    10月1日はコーヒーの日。
    書籍『原木のある森 コーヒーのはじまりの物語』を2名に読者プレゼント!

04 商品開発ものがたり
05 今月のスタッフ

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新パンフレットができました!アフリカ理解プロジェクトの活動が一目で分かります。
【PDF版】http://africa-rikai.net/arp_leaflet_jp.pdf


01 特集 アフリカに出会える秋のイベント


★グローバルフェスタ
日時:10/1(土)・2(日)10:00~17:00
会場:日比谷公園 (ブース: G-6)
サポーター&スタッフの集い:18:00~

★よこはま国際フェスティバル
日時:10/22(土)・23(日)10:30~17:00〈小雨決行荒天中止〉
会場:横浜象の鼻パークBゾーン、波止場会館

★アフリカンフェスタ日時:11/11(土)・12(日)
詳細は、イベント情報などで追ってお知らせします。

※イベントボランティアも募集しています!
詳しくはevents@africa-rikai.net 若松まで。

写真は、昨年のイベント展示とボランティアの活動の様子です。


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02 アフリカニュース「携帯電話ビジネス事情」

アフリカはいつの間にか、世界で最も経済成長の高い地域のひとつとなり、成長の早い国トップ20位までにアフリカの8カ国が入るという勢いである。このアフリカの経済の急成長には、今や3人に一人が加入している携帯電話の普及が大きいと言われる。そんなアフリカから、携帯電話ビジネスの最新情報を3回に渡ってお届けする。


『セネガルにおける携帯電話ビジネス事情』

タンス貯金よりも安全なモバイルバンキング


途上国の貧困層の人たちはなかなか銀行口座を開けない。彼らが田舎の家族に仕送りをしたり、高額の支払いをしたりするときも、現金を直接持って行かなければならないので不便だ。一方、銀行は辺鄙な場所に支店やATMを設置するコストをかけたくない。そこでモバイルバンキングが活躍する。

セネガルの携帯電話利用者数は、8百万人以上 (人口の6割以上)と言われている。一方、銀行口座を持っている人の割合は1割以下で、定職を持つ中流・富裕層に限られる。セネガル初のモバイルバンキングが設立されたのは2010年6月。プロバイダーが銀行大手のソシエテ・ジェネラルと組んで開発した「Yoban'tel」
(ウォロフ語で「電話で送って 」の意)では、自分のアカウントにチャージした電子マネーを他のユーザーに
送り、電話料金や各種サービスの支払いができる。
モバイルバンキングはケニアやタンザニアで成功を収めたが、 西アフリカではセネガルが初めて。ちなみにケニアでは2007年に最初のモバイルバンキングが設立された。同国では7百万人、15歳以上の人口の3分の1が携帯を持っているといわれる。

セネガルでは、インフォーマル経済、そして現金払いが圧倒的だ。モバイルバンキングが経済のフォーマル化を促し、既存の銀行サービスを補完することが期待されている。貧困層にとっては、貯めたお金を安全に保管できるだけでもありがたい…タンスの奥に大金を隠しておくよりは、モバイルバンキングで預けておいたほうがよっぽど安全だからだ。

セネガルの携帯電話ビジネスモデル

インターネットへのアクセス:ネット人口の9%が3G携帯からアクセスしているという。
コンテンツ:人気歌手の着メロ・ビデオクリップのダウンロード
販促ツールSMSを使ったキャンペーンのお知らせやゲームなど。「SMSでゲームに参加して豪華景品を当てよう!」ということをやると、数十万人が参加して、15万ドルの収益を生み出すことも。セネガルでは、情報通信産業が経済を牽引している形であり現時点で、情報通信セクターはGDPの8-10%を占めるといわれている。通信業界ではこの数字を2015年までに15%に引き上げたいと勢いづいている。

在セネガル 商社勤務/ARPサポーター 船川夏子)

参考:http://www.balancingact-africa.com/news/en/issue-no-369/top-story/senegal-as-competiti/en


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03 コーヒーから見るエチオピアの暮らし
「コーヒーのあるところ、平和と繁栄あり」 オロモ民族の格言より



47-610月1日は、「コーヒーの日」。国際協定で、コーヒーの新年度が始まるのが
10月。さらに日本ではコーヒーの需要が秋冬高くなることから、社団法人全日本コーヒー協会が定めたそうです。そんな日本には、世界のコーヒーについての情報はたくさんありますが、意外に知られていないのが、コーヒーが生まれた国エチオピアのコーヒーのお話。例えば、太古の森が守るコーヒーの原木と村人との共存関係、エチオピアの天然林の消滅と共に失われる生物の多様性、一杯目は塩、2杯目はバター、3杯目は砂糖で飲む古くからの飲み方、
エチオピア式のコーヒーの淹れ方・楽しみ方、コーヒーに欠かせない茶菓子のお話、エチオピア伝わるコーヒー伝説など。

本に掲載されている古くから伝わるレシピ:
シリ・ワ・ブン(コーヒーペーストとパンケーキ)
http://africa-rikai.net/projects/coffeestorybook.html

こんな話をまとめたのが『アフリカ理解プロジェクト編 原木のある森コーヒーのはじまりの物語』 (定価1500円)

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今回は読者プレゼントとして2名の方に、『アフリカ理解プロジェクト編 原木のある森コーヒーのはじまりの物語』
(定価1500円)とコーヒー豆のストラップのセットを差し上げます。

※「プレゼント希望」と書いて、お名前・ご住所・電話番号・Emailを10月10日までに events@africa-rikai.net までお送りください。抽選の上、2名の方にお送りします。


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04 商品開発ものがたり
コーヒーの発祥地エチオピアで生まれた 「コーヒー豆のストラップ」


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エチオピアはアフリカで孤児の人口が最も多く増加率が高い国。HIV/エイズが原因で孤児になった子どもは100万人近くいる。Addis Hiwot(ヒワット「命」意)は、首都アジス・アベバのスラムに住むHIV陽性者が活動するグループで、メンバーの多くは単身でHIVと闘いながら子どもたちを育てている。エチオピアで商品開発・改善に取り組むCEHPはパートナー団体の一つとして、このAddis Hiwotに商品のアイデア・スキルや販売場所の提供など行っている。

ここで彼女たちの生計向上をサポートする青年海外協力隊員の荒井真理子さんは、「6月からHIV陽性者が取り組んでいるコーヒー豆ストラップですが、おかげさまでなんと、 販売総数約1,000個を超えました。そして更に、今月末までに800個の注文をいただいています。最近では、募金商品として300個という大量注文を2名から頂きました。当然、これまでの週1の活動では製作が追いつかず、メンバーに相談したところ「活動日を増やせば出来る!!」との返答があり、週2回行うようになりました。当初は、午前中の約3時間でようやく2個しか作れなかった人も、コンスタントに15~20個は作れるようになりました。ちなみにストラップ1個を完成させると、エチオピアの主食大きなインジェラ1枚分の工賃が支払われます。

更に今月からは、私の帰国後のことを考えて、リーダー業務(検品、台紙切り、袋詰めetc…)を当番で行いはじめました。現在の状況は彼女達にしてみれば作ったら作った分だけ自分の収入が増えるので、これまでと同じ人間かしら?と思うほど意欲が向上しました。最近では私が着くと既に誰かしら待っています。そして、「今日はもう終わり」とこちらが何回言っても、「これだけ、これだけ」といっこうに止めず、切り上げるのが毎回本当に大変です。最終到達点であるメンバーだけでの活動の自立・維持にはまだまだ課題が山積みですができることを貪欲に行っていきたいと思います。今後ともサポート宜しくお願いいたします。」と話している。


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コーヒーの発祥地エチオピアの本物のコーヒー豆をつかったユニークなストラップ 。
バッグにも、携帯にも、USBにも付けられます。



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05 今月のスタッフ

中西部アフリカで、地域住民の予防接種サービスを促進する仕事に携わっています。地域社会での病気発生の原因(疫学)データを分析して、住民に予防接種を受けるよう勧めたり、アドバイスやノウハウを提供したりするのが役目です。データからは、貧しい人ほど不衛生な生活環境にあるため病気になりやすく、保健サービスが利用できなかったり、利用しなかったりしていること、また紛争中政府が機能せず、予防接種を受けていない子どもが病気の犠牲になっていること(例:コートジボワールでのポリオ)などが分かっています。こうした人たちに、「あなたたちのことを見ていますよ」
というメッセージを発信するだけでも、勇気づけられる人たちがたくさんいる。仕事やアフリカ理解プロジェクトの活動を通して、元気になるメッセージを伝えて行けたらと思っています。
(セネガル在住 ARPスタッフ 國枝美佳)

アフリカ理解プロジェクトのリニューアルしたメールマガジンはいかがでしょうか。
ご感想などinfo@africa-rikai.netまでお送りください!!



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Do different Think different
アフリカ理解プロジェクト
〒146-0093東京都大田区矢口1-11-8 Tel/Fax 03-3758-5665
メール info@africa-rikai.net
URL  http://africa-rikai.net


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アフリカ理解プロジェクトのミッション
1.アフリカ理解を通して地球市民を育成する
2.世界に開かれた日本社会を実現する
3. 困難に直面するアフリカの人々を支援する
4.アフリカと日本を結ぶ機会を提供する。


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アフリカりかいメールマガジンのバックナンバーはこちらから

http://archive.mag2.com/0000163237/index.html

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5 9月

アフリカに出会える秋のイベント

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★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★
アフリカに出会える秋のイベント


アフリカ理解プロジェクトは、以下のイベントで展示・活動紹介・販売を行って
います。

★アフリカヘリテイジフェスティバル
日時:9/17(土)・18(日)10:00~19:00
会場:JR淵野辺駅前 大野北公民館

★グローバルフェスタ  
日時:10/1(土)・2(日)10:00~17:00
会場:日比谷公園

★よこはま国際フェスティバル
日時:10/22(土)・23(日)10:30~17:00〈小雨決行荒天中止〉
会場:横浜象の鼻パークBゾーン、波止場会館

★アフリカンフェスタ
日時:11/11(土)・12(日)詳細は、イベント情報などで追ってお知らせします。

※イベントボランティアも募集しています!詳しくはevents@africa-rikai.net若松まで。
写真は、昨年のイベント展示とボランティアの活動の様子です。
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