■12月5日
8:30 ホテル発
白鳥さんが仕事をしていたJICA/Farmer Research Group ProjectⅠ (FRGⅠ)の農家2軒を見学。実際に農家の人たちの話を聞きながら、エチオピアにおける農業支援の可能性と課題について考える機会を得た。
10:00 メルカサ国立農業試験場にてアフリカの農業についての話を白鳥さんから聞く。これまでの経験から支援効果を上げるために、縦割の支援体制ではなく、横通しの支援体制が必要である(同感)というコメントが印象的だった。
11:00~12:30
圃場見学。エチオピアで試験栽培されている作物を、実際に圃場を回って見て歩いた。バナナのバラエティの多さ、ゴマってこんな作物だったの?などなど質問やコメントが飛び交っていた。
アダマで昼食の後、ゼブラゼートでJICA種子生産プロジェクトの専門家から種子生産についての話を聞く。
18:00
アジス着
参加からは、「大勢の日本人が、様々な支援プロジェクトに係わっていることに驚いた。実際現場を見ながら話が聴くことで理解がさらに深まる。」
「大変刺激になり、勉強になった。分野ごとの縦割りでは、解決できないことが現場には多くある(例えば教育分野など)。異なる分野の人たちと現場で話をすることで多くのアイデアや連携が生まれて来る。今後もスタツアに期待している」
「アジスから外に出る機会がなかったが、今回にスタツアに参加して、普段接することのできない人たち(牧畜民や農家の人たち)の暮らしぶりを見ることが出来とても勉強になった。税金や寄付金が有効に使われているところも見ることが
できて嬉しい。」
【写真】「みんなの学校」付近の水害状況。4か月経っても水が引く気配がない。
【写真】エチオピアの農業について話を聴く参加者たち