9167a19d.jpg制作・執筆に没頭していたので、ブログを長い間休んでしまいすみません。ようやく『原木のある森 コーヒーのはじまりの物語』を発刊しました。ご覧になっていただければ幸いです。

□新刊「原木のある森 コーヒーのはじまりの物語」―――
     アフリカ理解プロジェクト

本の扉は2つ。
エチオピアのアーティストが描いた「コーヒー伝説の絵本」と日本では知られていないうんちく満載の「原木のコーヒーにまつわるお話」とに分かれています。

~コーヒーの発祥地 エチオピアコーヒー伝説~
昔々のことです。エチオピアのカファ地方の小さな村にヤギ飼いの少年が住んでいました。少年の名はカルディ、勇気と行動力のある働き者の少年です。ある日、カルディがいつものようにヤギの群れを連れて出かけたところ・・・・

世界中の人たちが毎日飲んでいるコーヒーは、誰がどこで見つけたのでしょう?

今、私たちが飲んでいるコーヒーのほとんどは、日かげを必要としない農園で栽培されている改良されたコーヒーです。ここエチオピアに来て驚いたのは、天然の森のなかに、天然のコーヒーが点在し、昔ながらに住民がコーヒー豆を摘み取り、生計を立てていることです。コーヒーと住民のかかわりは、このカルディの物語にあるように何百年にも渡ってつづいており、地域の人たちは今も昔と同じ古代のコーヒーを飲んでいます。

このような森林で採れるコーヒーは遺伝資源としても価値が高く、コーヒーの原産地としての歴史、天然の森林コーヒーとしての希少性、古代からその森林とともに生きる人々の暮らしと文化を考えると、世界最古のコーヒーを有する森林を保護していくことの重要性を感じます。

この本は、こうしたアフリカを取り巻く環境・資源保護の問題、またコーヒーで暮らしを立てる人々への共感、関心を持ってもらうことを目的としています。