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アフリカ理解プロジェクトのイベント情報

アフリカ理解の促進を通じて地球市民の育成を目指すNGO、アフリカ理解プロジェクトが企画するイベント情報です。

2008年02月

22 2月

エチオピアの子どもたちのための絵本

72ee318a.jpg本づくりチームが、09年の刊行をめざして企画・制作している11冊のうち8冊は、エチオピアから出版される絵本です。

その国で制作される絵本は、国の歴史、文化、慣習、知恵、子どもたちがすべきこと、してはならないことを物語っています。世界中で、またここエチオピアでも絵本はつくられ、子どもたちを泣かせ、笑わせ、感動させ、考えを深めさせています。M. Ambatche氏は、エチオピアで最もよく知られる創作童話作家の第一人者です。この企画は、氏の童話に、日本人アーティストによる挿絵を付け、エチオピアはもとより、世界中の子どもたちに読んでもらいたいという、エチオピアの出版社Shama Books社からの依頼で行うものです。

「アフリカ人童話作家と日本人アーティスト」のコラボレーション絵本を、エチオピアの出版社から刊行するという独創的な企画に、現在、3人の日本人アーティストの方々が、協力を表明してくださっています。まだ若干名は、募集中です。

写真:エチオピアの一般的な絵本の挿絵。エチオピアは宗教画の歴史は長いが、児童書や技術書などの挿絵を描けるアーティストがごくわずか。挿絵が子ども向けになっていないものが多く、この分野での人材育成が急務となっている。
21 2月

プロジェクトの本づくり(1)

b867650f.JPG03年から07年までの4年間に、アフリカ理解プロジェクトは、日本とエチオピア出版社から5冊の書籍を出版してきました。これらの本は一般書店・インターネット書店から販売され、日本の学校や公共図書館などにも置かれています。

日本におけるアフリカに関する書籍の数は、欧米諸国に比べてたいへん数が少なく一般向けはもとより、学校や青少年・社会教育の現場で使える本や教材は、教師のニーズに応えられていないのが現状です。

アフリカ理解プロジェクトは、アフリカへの関心を高め、理解を促すためのユニークな本づくりを手がけ実績を上げてきました。このような実績やマーケティング経験を生かし、今後、1-2年内の刊行を目指し、新たに11冊の本の企画・制作を始めました。つづく。

写真は、アジスにあるShama Books出版社内で、代表ガッサンさん、翻訳者の國枝さんと本の打ち合わせ中です。
17 2月

Tシャツオリジナルパックを購入いただいたみなさまへ

0c9de064.jpg
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Tシャツオリジナルパックのなかのアクセサリーの商品説明が入っていなかったようです。
この場を借りて、お詫び申し上げます。

●遊牧民のリングネックレス 
(原産地:エチオピア南部 材質:真鍮・軽銀/ 真鍮)

古くから伝わるエチオピアの遊牧民たちの婚約リングです。指にはつけずに紐に通してネックレスのように身に着けます。今日では婚約指輪だけでなく、男女や家族が特別な祝いのプレゼントとして、互いに贈り合っています。ケーズ文字や伝統的な模様が刻まれているリングもありますし、模様がない(材質は真鍮)リングもあります。

現地の人が付けているのは、大きなサイズのものですが、オリジナルパックには小さなサイズ(男性がつけている黒紐つき)が入っています。これは、欧米の真珠ネックレスの物語のように、お祝い事のあるたびに贈り合い、その数を増やしていきます。
写真は,“Africa Adorned”Angela Fisherより http://africa-rikai.net/books/interiorml.html
12 2月

アフリカ体験3/16(日)

794d37eb.jpgまだ先の話ですが、3月に「アフリカ体験」という楽しいイベントが開かれます。

アフリカ料理・アフリカンドレスづくり、バナナカードづくり、布を巻いてみよう、民族楽器で遊ぼうなど、盛りだくさんの体験型のワークショップ(WS)が用意されています。

アフリカ理解プロジェクトは、次のWSを行います。講師は、アフリカで「婦人・子ども服」を教えていた青年海外協力隊OGたちです。

10:00~11:30「アフリカンドレスをつくろう」事前申し込み必要 定員10名(500円)
12:30~14:00「アフリカの布を巻いてみよう」事前申込不要(無料)

日時:3月16日(日)10:00-16:00
場所:男女共同参画センター横浜(フォーラム)
参加費:入場無料(一部有料・事前申込プログラム有)
申込・問い合わせ:(財)横浜市国際交流協会(YOKO)アフリカイベント担当
TEL:045-222-1173 FAX:045-221-2210
Email:africa@yoke.or.jp
有料・事前申込プログラム:住所、お名前、連絡先、参加したいプログラムを明記

●アフリカ理解プロジェクトのイベントカレンダーをつくりました。
http://www.google.com/calendar/render?cid=takapom2%40yahoo.co.jp
(閲覧には、Googleアカウントを作成する必要があります)

ボランティア募集中:興味のあるイベント等があったら、お気軽にお問合せください。
hoshino@africa-rikai.net
11 2月

エチオピアの鉄道

3169959c.JPGアジスに向かう途中で、客車つき列車をみました。

エチオピアの鉄道は、路線が1本。フランスが建設した鉄道がアジスと隣国のジブチを結んでいます。時刻表はありますが、あまりあてにはならないようです。それでもバスより安価ということもあり、列車の中と後ろにつけられた貨車には、鈴なりの人が乗っています。写真が小さくて分かりづらいですが、正面左から先頭車、貨物車が3両、3等車が1両、1・2等客室が3両、3等車が1両で走っています。

この列車をつかってジブチまで行った欧米旅行者の話が、この本「Ethiopia: The Bradt Travel Guide(発行:http://bradt-travelguides.com)」に載っていますが、発券から車中での出来事まで相当な困難がともなったようです。

アジス~アワシ~ディレダワ(約20時間)~ジブチ(約20時間)と大地溝帯のなかを行き来する車窓の風景は見事なものだろうと思います。実際こんなところにレールが!というような崖っぷちや湖のなかを通り抜けていて、ここをゆっくり旅をすることができれば、大きな観光資源になるだろうなあと思います。
8 2月

変貌するアフリカ

25979a48.JPG出版社やNGOとの打ち合わせ、生鮮野菜などの買い出しに、首都のアジスアベバには2週間に1度くらいの頻度で出かけています。私の住むアダマからアジスまでは、車で往復4時間の距離ですが、幹線道路での無理な追い越し、スピードの出しすぎ、子どもや動物の飛び出しなど、交通事故が多く、おおげさにいえば命がけです。

WHOによれば、エチオピアは世界でもっとも交通事故の多い国(そして交通事故死亡率、交通事故による障害を負う確率の高い国)だそうです。そういうリスクがあるので、ここでは自分で運転をしないことにして、助手席で車窓から見える景色を楽しんでいます。

私がエチオピアに来たのは04年7月ですが、この間、この幹線道路沿いの風景、私の住む地方都市、首都アジスの変貌ぶりは驚くばかりです。

特にアジスは、点在する村のなかにビルが建ち「村と高層ビル」「村の暮らしと都会の暮らし」のコントラストがユニークでしたが、今はどこでも見られるようなビルが建ちならぶ大都会。「ああ、あそこの石畳の小さな通りはなくなってしまったんだ」「ここにあった昔の木造の家もなくなった・・」と、私の感傷などとはお構いなしに変貌するアジス。昔の名残を、せめて写真のなかに残しておかなければと思っています。
3 2月

ご希望の方にお送りします。

ご希望の方に、1月13日のブログでお知らせした「アフリカ理解促進リーフレット」をお送りします。(先着50名まで)

返信用封筒に、必要分の切手を貼り、下記までお送りください。
 
アフリカ理解プロジェクトのページにある<国内連絡先>まで。



「角2号」サイズ(リーフレットは、A3サイズで4つ折りです)
1部  120円 (普通郵便定形外)
2部  140円 (普通郵便定形外) 


リーフレットは、先週から横浜の学校で配られはじめました。当初は、小学校4年以上(中学生まで)の予定でしたが、評判が良いので小学1年生から配っているそうです。盛り込めなかった内容も多いのですが、まずは初の試みということで、多くの方にご覧いただき、改善・改良点を一緒に考えていただければと思います。
ギャラリー
  • 新しいアフリカ本のオンラインショップ
  • アフリカのアーティスト&アーティザンと私たちがモノづくりをした話(フライヤー)
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  • 12冊目の本【New】アフリカのアーティスト&アーティザンと私たちがモノづくりをした話+アフリカ8つの楽しみ方
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