5月13日の書き込みから、ずいぶん間が空いてしまいました。日本では千葉1週間、新潟1週間、東京2週間という日程で、粛々とスケジュールをこなしました。合間に休暇らしく、佐渡旅行2泊3日とか、東京新名所見物とかを入れてみたのですが、圧倒的に催しや会議の方が多い日本滞在でした。休暇なのに落ち着かないと家族にはたいへん不評ですが、日本での休暇は、一年分の刺激を受けるよい機会だと思っています。

車で新潟に向う途中で、家人のプロジェクトにも関わりのあるシルク生産の工程(昔の)を見るために、群馬県の富岡製糸工場跡地に行ってみました。ボランティアガイドさんの説明では、労働者の権利が守られていた富岡製糸には、女工哀史はなかったそうです。
女性の労働時間(家事+仕事)は一日15時間以上、ジェンダー開発指数は144カ国中139位(2003年)というエチオピアでは、今も女工哀史が語られることなく続いています。写真は、アフリカンフェスタ女工哀史